われわれ大阪府農空間地域保全協議会では、「いのち輝く未来社会のデザイン」の実現に向け、大阪府内にある世界かんがい施設遺産(井川水路(ゆかわすいろ)など5施設)や、なにわの伝統野菜(碓井豌豆(うすいえんどう)など21品種)で地道に紡いできた歴史を振り返り、未来に向け、農空間保全の活動団体とともに、農空間の保全活動(※)を全力で推進します。
※「農空間の保全活動」とは、農業用の水路やため池、農道、田んぼや畑の法面などの点検や維持管理のほか、ビオトープづくりや農業体験、レンゲなどの景観作物のイベントをはじめ、農空間の多面的機能の魅力を持続させる取り組みです。
■協議会が共創を希望する方々について
農空間の保全活動を実践している方々のほか、技術や商品、サービスの開発や購入活動、或いは福利厚生や社会貢献活動などを通じて、大阪府内の農空間の保全や魅力の向上に、ともに取組んでいただける企業や団体の方々との共創を求めています。
・商工事業者
・観光客(インバウンド)
・大学・高校・小中学校など
・周辺住民(都市住民)
・企業の従業員 など
われわれ大阪府農空間地域保全協議会とともに「いのち輝く未来社会のデザイン」の実現に向け共創いただける方々は、ぜひ協議会までご連絡ください。
■大阪・関西万博テーマとの関わりについて
大阪府内における農空間の保全活動は、担い手の不足や高齢化等により、持続することが難しくなってきています。多様な主体と連携・共創により課題の解決や取り組みを創造し、農空間の多面的な魅力を未来に紡いでいくことは、「いのち輝く未来社会のデザイン」そのものだと考えます。
2025年に開催される大阪・関西万博に向けて大きく動き始める大阪経済の中において、大阪農業のさらなる成長を図るとともに、次代に良好な農空間を引き継ぎ将来像を実現していくため、「力強い大阪農業の実現」・「豊かな食や農に接する機会の充実」・「農業・農空間を活かした新たな価値創造」の3つのめざす方向性を設定し、5年後を目標年次とした取組みを示しています。